ショートステイクリエイター響子さんの今

ガレージに滞在してくださった響子さんの今。人種やアイデンティティのこと、話した夜を思い出す。
5月上旬には、LAに戻られるそう。

管理人は、1999年から2003年にLAのアートシーンに関わりがあった。

その日々を今振り返ると、
アメリカは、自由である分、
多民族国家ではありながらも、
日本人である自分はいつまでも
alienであり、outsiderであり、Asian girlであることを売りにも出来るが、常に意識させられる社会でもあった。

そんな日々は、ふとした時に深くわたしにのしかかり、疲れ、だから、アメリカを離れたと言っても過言ではない。

長く住んでも、
この国は私にとっていつまでも自国にはならない、アメリカ人のパートナーに恵まれてもその状況は、変わらなかった様に思える。言葉ではいい表せない緊張感やヒリヒリとした時間の流れ、そんな思い出が数多くある。


ガレージでの夜。
響子に、
日本に来ればいいよ。
と、言いかけて辞めた自分がいた。

「もしかしたら、私の役回りは怒りを感じ続けることなのかも知れない」そう、彼女は口にしていた。意地悪ではないけれど、彼女が感じる今を作品を通してみたいと思ってしまう自分がいたし、

安堵が今の彼女にとっての答えになる必要もないと思った。

今回のテーマは、非常にパーソナルな部分を含むため、世に出すことを迷ったそう。それでもアウトプットした響子さんの今。みて欲しい。

CreativePowerGarage 101

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